全米フィギュアスケート選手権2017(2):ペアFS

球辞苑みたマイク松ですこんにちは。左殺しといえば遠山、もっといえば遠山・葛西・遠山のリレーですよね。ほっこりした気持ちになります。遠山・葛西・遠山。

全米選手権、続いてペアFSです。アメリカのペアもなかなかしんどい時期ですね。

全米フィギュアスケート選手権2017、ペアSP。実況は小林さん、解説は杉田さん。

やっぱりケイン・オシェイはFS欠場だそうです。転倒で脳しんとうがあったらしい。おだいじに。

カリー・フジモト&ニコラス・バルシ・ライン。SPは10位。「王様と私」。3Twは少しずれましたか。2人の回転が逆になっていて、いつも対照的にあっていきます。3Tはダブル、3FThは回転足りませんでした。リバースラッソーリフトは安定した回転。Dsはもっと長くやりたいところ。ソロスピンは回転が逆なのでミラーのようになってます。こういうのあったらいいなと思っていましたがほんとにやる人いるんですね。アクセルラッソーリフトはもっと移動したい。3SThはステップアウト。コレオシークエンスはダンスリフトのようでこちらはスムーズ。3Tもダブル。ペアスピンは両回転。これは強みかも。グループ3リフトはキャリーが工夫されていてスピードいけてました。なんだか技術的に高まれば差別化しやすいペアかも。138.90。フジモトがぱんだもってる。

エリカ・スミス&AJ・レイス。「マレフィセント」より。スピードに乗って3Sは2人とも転倒。回転も足りないですね。3Twは高さも出たいいジャンプ。3LoThはツーフット。リバースラッソーリフトはわりとシンプルな出来。ソロスピンは回転速度ありましたがあってませんでした。ペアスピンのスムーズさもほしい。2A+2A+SEQはシングルに。アクセルラッソーリフトはよかったですが3SThは足つきました。どうもエレメンツがかっちり決まりません。コレオシークエンスからグループ3リフトはキャリーが効果的。スミスががんばってました。Dsでフィニッシュ。もう少し技術的確度をあげたいですね。159.59。これでもトップにきました。

ジェシカ・ファンド&ジョシュア・サンティラン。「エビータ」より「アルゼンチンよ泣かないで」。3Tはあぶないところでしたがなんとか。2Twはしっかり。アクセルラッソーリフトはスムーズな移行。3SThは幅が出せてました。いいぞ。ソロスピンはずれてるところもありましたが回転速度でごまかそう。ペアスピンはただ回るだけにならないようにしたいですね。リバースラッソーリフトはスピードをキープしてます。3Sは転倒。Dsから3LoThは入り方も工夫しててよかったです。コレオシークエンスからグループ3リフトはキャリーからお姫様だっこで終わりました。がんばりましたね。終盤はまとめました。またパンダがおる。168.90。

誰もソロジャンプをちゃんと決めてこない。誰か決めてくれ。

チェルシー・リュー&ブライアン・ジョンソン。「美女と野獣」より。美女役にしてはすごい黄色い衣装ですね。2A+2A+SEQは回転不足ですね。3Twはきれいに決まりました。3Sは転倒。Dsからペアスピンもなんとかレベルを上げてきてほしいです。アクセルラッソーリフトはスターに変化。コレオシークエンスから3LoThはなんとかランディングまとめました。ソロスピンは声かけあったりしてるのですがさっぱりあいません。苦手なのかも。リバースラッソーリフトはリューの難しいポジションでレベル高める。3SThはこれまたがんばってランディングしました。グループ3リフトはキャリーしまくり。終わりにダンスリフトに変えてフィニッシュ。がんばりましたね。159.96。

デアンナ・ステラト=デュデク&ネイサン・バルソロメイ。ストラヴィンスキー「火の鳥」。いくらでもよみがえるということか。3Twは抱えてしまいましたね。3Sは手をつきましたがなんとか。ダンスリフトをはさんで3LoThは転倒。うーん。リバースラッソーリフトは無難に。がんばりました。3T+2Tは間にターンが入りました。Dsにスムーズにつなげてペアスピンに。ポジションはがんばってるんですよね。スパイラルからリフトにつなげるつなぎ部分。アクセルラッソーリフトはダイナミックな終わり方。3SThはなんとかランディングしました。ソロスピンはまずまずあってましたね。グループ3リフトはキャリーでフィニッシュ。よくがんばりました!FSもここまでできれば上出来でしょう。173.50。トップにきました!上出来!

マリッサ・カステリ&マーヴィン・トラン。ジャーニーのメドレー。ヤンキー座りからスタート。3Twはふわっと上げてました。ダンスリフトはほんとにこのペアはうまい。リバースラッソーリフトは難しいポジション。これはカステリの技術ですね。3Tはトラン転倒で回転足りない。3LzThはツーフット。ダンスリフトをはさんでペアスピン。両回転もまずまずです。3Sはツーフット。回転も足りてないですね。この氷はどうにかなってるのかな。グループ3リフトはさすがのポジション。アクセルラッソーリフトから3SThはきっちり決めました。ソロスピンはもうちょいまわってもいいのかも。コレオシークエンスからDsでフィニッシュ。いまいちでしたけどトップには立てるでしょう。186.28。

アシュリー・ケイン&ティモシー・ルデュク。でかいカップルです。アンドレア・ボチェッリとセリーヌ・ディオン「ザ・プレイヤー」。3Twから入ります。これはまずまず。3LoThはなんとか。いちおう決まってる。スパイラルからのアクセルラッソーリフトは安定してます。2A+3S+SEQは回転が足りませんでした。3LzThは転倒。助走スピードがなかったです。というか全体にスピードが足りないと杉田さん。ステップインラッソーリフトは無難に。3SThは決まりました。グループ3リフトはもうちょっと頑張れそう。やっぱり緊張してるんかな。ソロスピンは難しいポジション。I字スピンとかできるのは強みです。コレオシークエンスはいいスパイラル。DsはI字ポジションから。ペアスピンでフィニッシュ。ちょっとずつ取りこぼしがありましたね。SPのような動きじゃなかったから。トップに立てるか。184.41。あー逆転されました。

ヘイブン・デニー&ブランドン・フレイザー。「ある日どこかで」より。いいスピードに乗ってます。3Twはとてもいい出来でした。カーブで入ってました。3LoThは踏んばりました。高さも出てた。3S+2Tはセカンドがシングルに。ダンスリフトを連続で入れてきます。2Aはシングルに。3SThはぎりぎりでした。アクセルラッソーリフトはまずまず。スピードあげていこうぜ。ソロスピンはゆっくりですがあってました。ペアスピンはいいポジションです。リバースラッソーリフトはワンハンドホールド。技術あります。グループ3リフトはまたワンハンド。Dsのポジションはよかったです。できるだけのことはやれましたね。188.32。逆転で優勝しました!フレイザーは信じられないみたいな顔。

○最終結果:(インスタント味噌汁的に)
1. デニー・フレイザー・ひるげ
2. カステリ・トラン・ながねぎ
3. ケイン・ルデュク・あさげ
4. ステラト=デュデク・バルソロメイ・ゆうげ
5. ファンド・サンティラン・とうふ
6. リュー・ジョンソン・赤だし

デニー・フレイザーが混戦を制して優勝。なかなかきっちり演技が決まらない中、まずまずの演技ができました。カステリ・トランは2位。もってる個々の力からしてこれくらいはいけますが、まだまだあわせていく必要はありそうです。ケイン・ルデュクは3位。トップ守れませんでしたが意義深い表彰だと思います。そしてステラト=デュデク・バルソロメイは4位。いつもなら表彰台惜しかったとかいうんですが、アメリカはピューターメダルがもらえるんですよね。よかったですね!この国内ならまだやれますよ。ちょっとおもしろくしてほしいです。ファンド・サンティランやリュー・ジョンソンも上を目指そう。

結局世界選手権の代表はシメカ・クリエリムに決まったそうです。実際ロシアと比べるとだいぶ差がありましたからね。あ、さっき言い忘れてましたが、シメカとクリエリムは結婚して、シメカはクリエリムになったので、クリエリム・クリエリムになるんですかね。

全米フィギュアスケート選手権2017(1):ペアSP

そういえばフィギュアスケートの解説だった藤森さん、お亡くなりになったそうですね。いい解説でした。やすらかに。マイク松ですこんにちは。藤森さんの解説にふれることができたわれわれはしあわせでした。

今日から全米選手権をみていきます。最初はペアSPです。

全米フィギュアスケート選手権2017、ペアSP。実況は小林さん、解説は杉田さん。よろしくどうぞ。今年は次々と選手がけがで欠場してしまって、シメカ・クリエリムも欠場してるそうです。アーロン・セトレッジはペアを解消したそう。

チェルシー・リュー&ブライアン・ジョンソン。初出場のペア。マイケル・ジャクソン「ブラック・オア・ホワイト」ほか。MJに最初から取り組むとは意欲的。Dsからスタート。3Sはシングルになってしまいました。3Twはいいキャッチでした。3SThもいいランディングで成功。ソロスピンはミラーみたいにきっちりずれていました。ステップは2人のユニゾンはまずまず。そしてアクセルラッソーリフトは降り方に工夫がありました。あの部分はがんばってました。57.02。

ヘイブン・デニー&ブランドン・フレイザー。久しぶりと思ったら昨年はけがで欠場だったそうです。フェリックス・グレイ「ドン・ファン」。3Twはスピードに乗ってました。3LoThは手をつきました。ここは決めたかった。3Sはステップアウトで回転が足りないぽい。Dsはデニーのポジションいいですね。ソロスピンはまずまず合ってました。ステップはアイスダンスっぽいホールドも入れながら。このへんから動きがよくなったと杉田さん。アクセルラッソーリフトはいいバリエーションでした。まずまずの演技。ジャンプに不安があったのかも。65.39。

アシュリー・ケイン&ティモシー・ルデュク。ケインはシングルと掛け持ちらしいですが、ようやくこっちでもみられますね。アニー・レノックス「アイ・プット・ア・スペル・オン・ユー」。Dsはイグジットがかっこいい。勢いのあるDs。3Twは降りで足をつきました。3Loはきっちり成功。リバースラッソーリフトも流れがとてもスムーズでスピードを失わないですね。ペアのスパイラルを間に入れて工夫もある。3FThを決めてきました。これは大きい。ステップはユニゾンを合わせるところもメリハリがある。ソロスピンはポジションが難しかったです。これはレベルの高い演技ですね。69.33。ノービスやジュニアでも実績があるらしい。

ジェシカ・ファンド&ジョシュア・サンティラン。プリンス「パープル・レイン」。ダンスっぽい動きからソロスピンに。なるほど。回転もまずまず速いしよくあってます。2Twですが高さは出てます。3Sも決まりました。ダンスリフトをはさんで3LoThはステップアウトになりました。降りてはいたんですが。リバースラッソーリフトはなかなか激しいバリエーション。あぶない。ステップはもうちょっと難しい構成にできるかも。Dsでフィニッシュ。ちゃんと力出せてたのでは。58.05。

デアンナ・ステラト=デュデク&ネイサン・バルソロメイ。ステラト=デュデクは33歳、もとシングルで16年休んでいたそうです。カナディアン・テナーズ・メドレー。3Twはいいキレではありました。3Tを決めてきました。ダンスリフトをはさんで3LoThは流れのいいランディング。Dsは入りが重厚で雰囲気出せてます。曲もよくつかんでいる印象。ステップはしっかり、軽いリフトも入れながら。リバースラッソーリフトはキャリーに変化。ソロスピンはずれてもしっかりリカバーしていました。がんばりましたね!若いやつらとぜんぜん遜色ないし。65.04。いい点でました!

エリカ・スミス&AJ・レイス。エルトン・ジョン「タイニー・ダンサー」。歯切れのよい入り方。スピードもありますね。3Twは高さ出せてました。3Sは両者ともダブルに。3SThは大きな幅のあるジャンプになりました。ソロジャンプは最初離れてしまいました。リフトはレイスのパワーでがんがん回してました。ステップもよく動けてるしDsでフィニッシュ。あっという間に終わった感じでした。59.30。タイムバイオレーションで1点引かれてる。

マリッサ・カステリ&マーヴィン・トラン。トラン久しぶり。今はアメリカです。アリシア・キーズ「フォーリン」。3Twは入り方も工夫ありました。つなぎの部分も雰囲気出してます。3Sは転倒。3SThはまずまず。トランはパワフルになってると杉田さん。確かにパワーありますね。ソロスピンはまずまずのユニゾン。ステップは間にダンスリフトも入れながら。このへんのリードがとてもうまい。リフトはローテもスムーズでした。Dsはダンスリフトから。いい演技でした。カステリがもう少しがんばれば結構上にいけそう。64.29。

タラ・ケイン&ダニー・オシェイ。ディフェンディングチャンピオン。「テイク・ミー・トゥ・チャーチ」。3Twはちょっと高さが出ませんでしたね。あまりいい出来ではないか。3Sはきれいに決まりました。Dsも無難に。3FThは入り方がすごい工夫あったのですが、転倒で回転不足になりました。やっぱりけがで出遅れてるのが響いてるのか。ステップももう少しスピードでればいいのに。アクセルラッソーリフトはさすがのバリエーションでした。ソロスピンは結構ずれてましたね。実力が出てるとはいえませんでしたねー。61.80。というかケインがすごいつらそう。

○SP終わっての順位:(インスタント味噌汁的に)
1. ケイン・ルデュク・あさげ
2. デニー・フレイザー・ひるげ
3. ステラト=デュデク・バルソロメイ・ゆうげ
4. カステリ・トラン・ながねぎ
5. ケイン・オシェイ・豚汁
6. スミス・レイス・納豆汁

ケインが2人いるのでまぎらわしいですが、ケイン・ルデュクがトップにきました。混戦の中で抜け出してますね。いきなり出てきてトップ。デニー・フレイザーもそれほどの演技でもなかったですが2位。話題のペア、ステラト=デュデク・バルソロメイが3位に入りました。このままいけば表彰台も狙える。しかしカステリ・トランやケイン・オシェイはしっかり上を狙っていけばまだまだいけそうです。

ブレイディさんの映画を作るならいるかの映画も

宮崎にいく計画をたてているマイク松ですこんにちは。数年前におこなったトレ旅行。またがんがん食べてがんがん歩くという旅になってしまうのでしょうか。

さて、NFLはオフシーズンに入り、今はフランチャイズプレーヤー、トランジションプレーヤーのタグ付け期間に入っています。NFLの制度の中でもわかりにくいものですが、記事はそこそこわかりやすく説明してくれているので参考になりそうですね。

さて、NEはスーパーボウルをものすごい劇的な形で制したわけですが、そんなNEの活躍を映画にしようとかいう動きがあるそうです。

ブレイディ、バトラーの活躍が映画に?

スーパーボウルがあまりに劇的だったため、各地の実況解説は「ハリウッドでもこんな脚本は書けへんやろ!」とかいってたらハリウッドが「書けるわい!」と言い出した、ということのようです。これって日本でいう机が話してるという記事じゃないんですかね。でも確かにそれだけの出来事ではありました。

ブレイディさんは実写化してどしどし神格化すればいいと思いますが、バトラーはむしろアニメ向きじゃないかと。ディズニーに企画を売り込むといいでしょう。そしてアニメ向きの企画がもう1つあるので、ハリウッドのみなさんはお近くの日本人スタッフにこの続きをしっかり読んでもらって下さいね。ルックルック!ディスイズインポータント!

そうです、いるかの映画をつくればいいのです。(註:このいるかはマイアミのことですよ!)

いやいやページを閉じないで!まだ閉じないで。確かにいるかはプレーオフでもぼこぼこにされて弱いですが、だからこそ映画化することに価値があるのです。こんなオレたちでも一生懸命やってんだよという形で大衆の共感を得る。少しは興味が出てきましたか?あともう少しだけ読んでください。

でもいるかだろ?という方、ここからがアニメ化のアイディアなのです。つまりアメリカのアニメ技術を使って、フットボールチームを全部いるか(この場合はあのほ乳類です)にしてしまえばいいのです。いるかフットボールアニメです。そして弱小いるかチームががんばって成長して、最強いるかチームに挑むというストーリーですね。あとは海の生き物を適当にからめれば大丈夫でしょう。もちろんいるか(マイアミ)は全面協力。だってアニメ上とはいえ、強いいるかが実現できるのです。きっと2年くらいはファンも夢を持って生きられるはず。

あとはディズニーとかに企画を売り込むだけです。フォルス・スタート商会には売り上げの1%もいただければ十分です。ご検討ください。善は急げ!(この場合は急いで座禅を組めではなくて、いいことはすぐ実現に向けて動き出せという意味です)

桶狭間の戦いをカーリングみたいに実況してみる

オーマツさんがヤクルトのテストに合格。よかったと思うマイク松ですこんにちは。だいじょうぶです、どこかの球団から放り出されたサカグチさんやオービキさんも活躍しているので、きっと復活できるはず!活躍してロッテを悔しがらせてやりましょう。サカグチさんやオービキさんのもとの球団は相当悔しがっているそうですよ!

今日は洗い物しているときにカーリングをみていたら見入ってしまったので、前回自分の中で好評だった、戦をカーリング風に実況してみる、の新しいのを作ってみました。今回は桶狭間の戦いです。えらく第8エンドが長いですがそういうもんですよね。

フォーマットは前回と同じく、曽根さんと敦賀さんが関ヶ原の戦いを中継するという感じで考えてみます。あと実況は富井、解説はマイク松でお送りします。

富井「今日は優勝候補のチーム駿府に、チーム尾張が挑むという構図になりそうですね」
松「チーム尾張も相手は優勝候補ですし、思い切っていけますね。逆にチーム駿府はしっかり勝っておきたいですね」
富井「この大会に勝ったチームが、京都における室町幕府への出場権を得ることになりますからね」
松「駿府の今川選手はかねてより室町幕府への意欲をもってましたからね。意気込みを示すためにファッションを工夫したりしてます」
富井「そうですね、京の流行を取り入れたり、和歌の勉強など重ねてきましたからね。チーム駿府は満を持しての今大会出場になりますが、対して尾張の方はいかがですか?」
松「尾張は今までお父さんの織田さんの方、信秀選手がチームを率いてきたのですが、彼が引退したあと、信長選手の方がどうチームをまとめていけるかですね」
富井「織田選手のリーダーシップが試されるということですね。確かに信秀選手引退のあとは選手の流出もあり、今大会の出場も危ぶまれたこともありました」
松「しかし信長選手も、コーチの平手さんですね、厳しく指導したこともあって、競技への意欲が高まってきたそうです」

富井「この試合の展望はいかがですか?」
松「まあ駿府が試合を優位に進めると思いますね。今大会はライバルもいなくて、余裕をもってゲームに向かえています」
富井「これまでの大会ではチーム甲府の武田選手や、チーム小田原の北条選手といったライバルと熾烈な戦いを繰り広げてきたわけですが、今大会は両チームとも出場を見合わせた経緯がありました」
松「だからですね、駿府は勝って当たり前という雰囲気がありますから、逆にプレッシャーにならないといいなとは思いますが、まあ大丈夫でしょう」

富井「第1エンド、まずはリードの松平選手がいいところにガードを置きました。この位置は?」
松「あのですね、第1エンドからガードを置いてくるということは、攻めるぞという合図なんですね。女子では第1エンドは戦リーディングのために様子を見るということも多いですが、今川選手はナイトプラクティスから準備を進めていたようで、攻めにきますね」
富井「先攻後攻を決めるLSDでも、今川選手のショットが一番近かったですからね。対して尾張のリードは佐久間選手、あっとこちらはなかなかいい位置におけませんでした」
松「ハウスにかかってしまいましたから、これはテイクできますが、それでも松平選手はダブルガードを作ってきますね」
富井「第1エンドは尾張は苦しい形になってしまいました。駿府のフロントの2人がいいセットアップをしていますし、サードの鵜殿選手のヒットアンドロールがちょうどガードの後ろに隠れました」
松「これは今川選手を助けていますね。複数得点のチャンスです」
富井「今川選手のドローがハウスの真ん中に入りました、第1エンド、駿府が2点先取です」

富井「第5エンド、ここまで5点を先取しているチーム駿府、セカンドの朝比奈選手は次のショットどうしますか?」
松「あのですね、(チョークで書いて)ここに当てることができれば、尾張のストーン3つを同時に出すことができるんですね」
富井「トリプルテイクアウトですね。素人目には3つ出すのは難しいと思うんですが」
松「女子であれば最初からこちらの(チョークで書いて)2つの石をダブルテイクすると思うんですが、このガードをうまく抜けることができれば、男子のウエイトだと可能なんですね。スキップの今川選手の戦リーディングが鍵になると思います」
富井「大事な一投になりますね。さあ朝比奈、強いウエイトのショットは!1つ、2つ3つでましたー!ナイスショット!」
松「今川選手のコールもよかったんですが、松平選手、鵜殿選手のスイープもよかったですね、これで尾張の複数得点のチャンスが厳しくなりましたね」

富井「第5エンドを終えて6-2、チーム駿府がリードしています。コンシードは第6エンドが終われば可能になりますが、チーム尾張はどう巻き返しますか?」
松「あのですね、スキップの織田選手がまだ戦リーディングができていないというか、試合をしながら情報を集めているという印象ですね。その間にリードの佐久間選手、そして柴田選手や木下選手といった若手が懸命に失点を抑えようとしているといった印象です」
富井「織田の戦リーディングができれば逆転もあると?」
松「選手としての力量では駿府が優位だと思うんですね。いかに反撃するかを織田選手がどのように考えるかですね」
富井「ハーフタイムに入っている駿府の雰囲気は明るいですね。関係者から差し入れてもらったというお弁当を食べてます。一方の尾張の雰囲気はというと…あ、意外に明るいですね」
松「織田選手は結構プライベートでも冗談をいったりしてるんですが、実はすごく勝負に対して強い気持ちをもってるんですね」
富井「メディアの前でもなんというか…いわゆるうつけ的なパフォーマンスをしたりしていますよね」
松「でも戦略的な理解は実はすごくできるスキップだと思います。試合前は何か扇子を持って歌ったりしていましたが、今はお茶漬けをたべてますね」

富井「第7エンドが終わって7-3、このエンドで尾張は駿府の攻撃を1点に抑えることができましたね」
松「織田選手が氷の状況をしっかりつかんでいるのに対し、駿府の方は少し読み間違える場面が出てきましたね」
富井「ハーフタイムをはさんで何か状況が変わってきましたか?」
松「あのですね、ハーフタイムで一息置くことで、ウエイトの間隔がリセットされることがあるんですね。油断とはいえないとは思いますが、駿府の選手は微妙にウエイトコントロールが強すぎたりしてますね」
富井「あと先ほどから外は雪が降ってきているようですね」
松「天候の影響、そして観客の数で、アイスの状況は刻々と変わるんですね。気温が下がってきたことで、曲がりやすくなってますね」
富井「チームの雰囲気も尾張はよくなってますか?」
松「先ほどからサードでありバイススキップの木下選手がいいアドバイスをしているみたいですね」
富井「今シーズンから新加入の木下選手、サードに抜擢されたということになりますが、木下選手はどんな選手なんですか?」
松「ジュニア時代から戦術面で光るものをみせている選手です。とても計算が速くて、ラインコントロールがうまい印象があります」
富井「また人に対する気遣いというのが非常にできる選手みたいですね?」
松「人に好かれる選手で人気者なんですが、織田選手のもとでカーリングをしたいという思いで、チーム尾張に加入したそうです」
富井「これまでサードだった柴田選手は悔しい思いをしているとききましたが?」
松「確かに悔しいと思いますが、やはり今回はビッグゲームですからね。個人の気持ちはおいといて、この試合の勝利に集中しているようですね」

富井「第8エンド、駿府のショットがずいぶん短くなっているようですね」
松「そうですね、逆に今度はハウスまで届かなくなって、尾張にとってはいいガードになってしまってますね」
富井「尾張はそのガードの後ろに回り込むショットが決まってますね」
松「柴田選手のショットは、先に入った駿府の黄色い石がバックガードになっているので、なかなか出しづらいですね。松平選手は前半はよかったんですが、このエンドは初めてミスらしいミスショットが出てます」
富井「駿府の佐久間選手はどうしますか?」
松「あのですね、(チョークで書いて)このストーンからダブルで中の石を押せるようなウエイトで投げれれば、1点でとどめることがまだ可能ですね」
富井「ああっとしかし佐久間のショットはガードを1つはずしただけ、しかも自分の石が残ってしまいました」
松「これですと尾張はもっとガードの後ろに回り込めるんですね。大量得点のチャンスです」
富井「駿府は攻めづらそうですね?その原因は何ですか?」
松「ハウス後方にあるこちらの石と、前方のこちらのガードに挟まれて、ちょうどこの空間が攻めづらくなっているんですね」
富井「このちょっとした、窪地という感じのスペースですね?」
松「駿府は相手のストーンが狙いづらい状況です、まずはガードをはずしていきたいんですが」
富井「しかしなかなか前を開けることができません、これは尾張チャンスですね」
松「ここで尾張は一気に逆転したいですね、織田選手もその気持ちだと思います」

富井「第8エンドのサードまで終えて、尾張は大量得点のチャンスが到来しています。あっとここでチーム駿府はタイムアウトを要求しました。寿桂尼コーチがシートに降りてきて、これから作戦を話し合うようですが、ちょっと声を聞いてみると、まだまだ点差はあるから大丈夫といっているようですね?」
松「気持ちはわかりますが、しかしここで逆転されると、残り2エンドしかないんですよね。あとの2エンドをテイクテイクでハウスの中の石を減らすような展開でこられると、駿府もしんどくなりますね」
富井「駿府はここをどう乗り切りますか?」
松「できれば同点止まりにとどめたいですね。そのためには1つは、(チョークで書いて)こうですね。ここに入れることができれば、うまく回り込むことができれば、悪くても失点を3点に抑えることができます」
富井「さあスキップの2投に入ります。今川選手はドローで入ってきます。ラインはどうですか?」
松「ウォーとイエスが交互にかかっているのでラインはよさそうですね、あとはウエイトですね」
富井「さあどうか、コールが激しくかかる!…うーんわずかに外ですか?」
松「そうですね、十分いいところにおけたとは思うんですが、これは逆に尾張側にチャンスを与えたかもしれないですね」
富井「あっここで尾張もタイムアウトをとりました。ここで濃姫コーチが降りてきます。チャンスというのはどういうことですか?」
松「実はですね、次の織田選手のショットで、(チョークで書いて)ここに当てるとですね、こうきてこうきて…こう出て行ってしまうんですね」
富井「えっ!トリプルテイクアウトで黄色い石、駿府側のストーンが全部出て行ってしまうということですか?」
松「難しいショットではあると思うんですが、今木下選手と織田選手がその角度を見ているみたいなんですよね…」
富井「確かに男子のウエイトであれば可能かもしれませんが…これが決まれば1,2,3…5点、最後のストーンが入れば6点の可能性があります。織田は狙ってきますか?」
松「狙ってきますね。これが決まれば大逆転です」
富井「さあ織田はやはり狙ってきます!試合を決めるようなショットになるか!?強いウエイト!ウォーがかかる!」
松「よさそうですね…」
富井「1つ!2つ3つ!全部でました!織田のスーパーショット!」
松「やりましたね!木下選手のコールが絶妙でした。1センチずれれば1つで終わってしまうところですが、最後まで読み切っていましたね」
富井「なんという展開、なんというショット!しかし次は駿府の最後の1投です。今川はラストストーンでどうしますか?」
松「1つだけあるのは、この味方のストーンに当てて、こうロールするというショットですね、これだと失点を減らすことができるかもしれません。しかしこのラインはまだあまり使ってないんですよね」
富井「さあ今川のラストショットは!イエスがかかっている!」
松「曲がり始めてますね…」
富井「どうか!ああっ、反対にロールしてしまった!」
松「最初から曲がり始めてしまったようでしたね…」
富井「織田が最後のストーンもハウスの中心に入れて、第8エンド、チーム尾張6点!ビッグエンドになりました!」
松「大逆転ですね、大会の中で1回か2回しか起こらないようなビッグショットでしたね」

富井「第10エンド、尾張はクリーンな展開で、相手のストーンを1つ1つ出していきます」
松「これでいいんですね、尾張は点になるストーンをハウスから出していくだけになります」
富井「織田がこのショットでハウスの中の駿府のストーンを出せば試合が決まります。どうか…出しましたー!ここで今川選手が握手を求めにいきました、試合終了、チーム尾張、大逆転勝利!優勝候補のチーム今川を下しました!」
松「尾張は大きな勝利ですね、これでチームもまとまっていきそうです」
富井「勝利の要因はどんなところにあると思われますか?」
松「あのですね、カーリングでは戦コンディションが刻一刻と様々な要因で変わっていくんですよね。ハーフタイムを境にして形勢がずいぶん変わってしまいましたね」
富井「尾張はそれをうまくいかしたということですね」
松「丁寧に情報収集をしていた木下選手の手柄ですね」
富井「そして勝負所での織田選手のスーパーショット。もう一度御覧いただきたいと思いますが、これはすばらしいショットですね」
松「なかなかこういうショットって起きないんですが、この時点で織田選手も木下選手も、このラインでの戦幅を完全につかんでいたようですね」
富井「それと対照的なのが今川の最後のショットといえるでしょうか」
松「ハーフタイムから全体的にチーム駿府は戦コンディションをうまく把握できなくなっていたみたいですね。ウエイト感覚も手放してしまったみたいで。楽勝ムードでリラックスしすぎたでしょうか」
富井「そして今情報が入りまして、チーム駿府のスキップ、今川選手が先ほどの試合を最後に引退し、これからはリザーブにまわっていた今川選手の息子さんにあたる、氏真選手がスキップをつとめることが発表されました」
松「氏真選手もまだ若いんですが、チームをどうまとめていくかが課題ですね、松平選手も来シーズンからは以前の所属チームのチーム三河に復帰することが決まっています」

長くなってしまいましたが、奇襲的な感じが出せたのかもしれないと思いました。あと木下選手のところがなかなかおもしろくできました。

キセさんを応援する戒律とは

WOWOWでCOUNTDOWN JAPAN 16/17の総集編放送をみているマイク松ですこんにちは。季節はずれの年末感がすごい漂っていますが、ライブはいいもんですからね。Day1はPerfume水曜日のカンパネラ上白石萌音女王蜂がよかったです。どんな並びか。ヤバいTシャツ屋さんBenthamは期待したいです。

今日は大相撲です。というかだいたいキセさんのニュース一色なのですが。横綱として忙しい日々を送りながら、なぜかブレイディさんに刺激を受けたり県民栄誉賞をもらったり北の富士さんから激励されたりしているようです。北の富士さん元気になったんかな。

あんまりみんなプレッシャーかけないでと願うばかりなのですが、横綱だからしょうがないですよね。そんな中でよくわからない記事がまじっていました。

キセさん、境遇同じ鑑真和上に学ぶ

キセさんは茨城県近代美術館を訪れ、東山魁夷が描いた唐招提寺御影堂障壁画を鑑賞したのですが、鑑真和上が来日に挑まれた回数と、キセさんが綱取りに失敗した回数が同じなのだそうです。いろいろと違うような気がしますが、キセさんは「時間がかかっても、やり遂げなければならないことがある。自分も学ばなければいけないと思った」とのことです。

そして記事は横綱には横綱の戒律があるなどとふわっと結ばれていますが、われわれとしてはキセさんに戒律とやらがあるように、見守る側にも戒律があることをお伝えしたいです。五戒になぞらえて5つにまとめてみましょう。

(1)期待しすぎない
 横綱とはいえ、キセさんは二代目ザ・プロビデンスであり、P Soul Brothersのメンバーなのです。強い弱いじゃないのです。プロビデンスはフォースのようなイメージでとらえてもらえればいいと思うのですが、フォースがダークサイドに転落すると銀河を支配したいと思うようになるのと同じく、プロビデンスは周囲の期待から自縄自縛地蔵を現出させたりします。勝ってくれるといいのだけれど、くらいに思っておきましょう。

(2)場所中は期待を口にしない
 いや期待をするのはいいのです。ですが本人にそれを告げたりするとプロビデンスのとばりが場所に降りてきます。特に場所中は危険ですので、期待の言葉は内的に唱えることをおすすめします。練習してみましょう。(優勝して!)(全勝優勝や!)よくできました。最近よくあるコールみたいなのも自縄自縛に追い込むことがあります。

(3)声援に使う言葉を選ぶ
 とはいえキセさんを応援したい、そのために大きな声をかけたいというお気持ちはわかります。本来は卓球のサーブの前くらいの静けさが理想ですが、興業である大相撲ではそうはいかないので、かわりにかける言葉を選んでかけましょう。誤った英語で綱取りのときは「ロープゲット」を使っていたので、「優勝して!」とかよりは、「ウィン!」といってみましょう。国技館がウィンウィンウィンウィンみたいになっておもしろいと思います。

(4)横断幕や小さい幕はOK
 これまた最近はやってる、横断幕とか小さい幕を使った応援は大丈夫みたいです。横断幕を個人で用意するのは難しいと思いますので、小さい幕を使ったり、数人で名前を表現したりするといいでしょう。大事なのは気持ちです。プレッシャーにならないかしら?と思った方は、たとえばときどき向きを変えてみる(逆さにしたり)とか、順番を変えてみる(稀の勢里とか稀里の勢とか)とか、まぎわらしいのを用意する(たけのこの里とか)などと工夫してみるのが吉です。

(5)ミッキー兄さんを応援する
 直接キセさんに声援をするとプレッシャーになるかもしれませんが、ある人の名前を通して応援するとプロビデンスに直接はたらきかけることができるのです。知ってましたか。特にキセさんが自縄自縛に陥ってしまったとき、その人の名前を通してプロビデンス手加減してあげて!という気持ちを伝えることが有効かもしれません。その人とは初代ザ・プロビデンスです。試しに「キセさん!」というかわりに「ミッキー兄さん!」と唱えてみましょう。なにか上空に現れましたか。これでキセさんが連続優勝したりすれば、国技館がミッキー兄さんミッキー兄さんミッキーミッキーなどとなっておもしろいと思います。